こんにちは♪
今回は、二重国籍保持者が海外旅行保険に加入する方法についてご紹介します!
2歳の息子を連れて日本へ一時帰国をすることになりましたが、日本で健康保険に加入していないので、当たり前ですが医療費は全額自己負担になってしまいます。
一か月しか滞在しないので、住民票を戻すのも時間がもったいなく手間もかかるので、息子だけ海外旅行保険に入れることにしました。
今回ご紹介するケースは以下の通りです。
韓国から日本に一時帰国する(旅行)
韓国と日本の二重国籍である
日本での住民票なし(海外転居済みもしくは、登録なし)
1.海外旅行保険とは
海外旅行保険とは、海外へ旅行中にへケガ、病気、死亡、他人へケガを負わせてしまった、盗難、破損等を保障してくれる保険のことを指します。
保障の内容によって違ってきますが、飛行機の遅延等もカバーしてくれるものもあります。
また、クレジットカードに海外旅行保険が付帯されている場合もありますので、ご自身の持っているクレジットカードをご確認ください!
1.1.二重国籍保持者でも大丈夫?
結論から申し上げますと、二重国籍保持者でも加入できる保険はございます。
ただ、単一国籍保持者と違い保険に加入できる条件や加入できる保険の種類の少なさがあげられます。
2.サムソン火災保険
筆者は、日本に一時帰国する際に息子だけ海外旅行保険に入れようと考えておりましたが、調べていくうちに二重国籍保持者だと加入できないものが多いと知りました。
たまたま、SNSで見つけた<仁川国際空港にある、サムソン火災なら二重国籍でも利用できた!>という情報を目にしたので、実際に電話で確認してみました。
サムソン火災に電話で問い合わせた結果、二重国籍だと保険に入ることができませんと言われてしましました..
直接、カウンターでなら申し込めるのかもしれないと思い、当日カウンターで申し込むことにしました!
2.1.仁川国際空港にあるサムソン火災保険
チェックインを済ませた後に、仁川国際空港の第1ターミナル3階J-Kカウンター付近に有人のサムソン火災のカウンターがあるので行ってきました!
カウンターには、職員の方が2人いました。
待機している方や手続き中の方がいなかったので、カウンターについて手続きが終わるまでにかかった時間は10分ほどでした!
この時は、たまたま空いていたのですが余裕をもって早めに来ることをおすすめします!
筆者が利用した時間は、土曜日のお昼12時頃でした。
2.1.1.手続き内容
まず、カウンターで息子が韓国と日本の2重国籍であることを伝え、海外旅行保険に加入できるのかどうかを確認しました。
すると、どこの国へ行くのか、何日間滞在するのか、目的は何かを聞かれました。
どこの国へ行くのか→日本
何日間滞在するのか→一か月ほど
目的→旅行
このように答えました。
目的の部分で、旅行ではなく完全帰国もしくは一時帰国だと保険に加入できないと言われました。
日本へ帰って、そこで生活することになると保険適用にならないので、筆者は旅行と答えました。
担当してくれた方も、そこまで厳しく質問してくることはなかったので、あくまで形式上の質問だと思います!
2.1.2.必要な書類
加入者のパスポート
加入者の身分証
この二つがあれば加入可能でした!
息子は、未成年なので保護者の身分証が必要でした!
息子の韓国のパスポート、旦那(息子の父親)の身分証明書(運転免許証)を提出しました。
2.1.3.保険の種類・価格
行先、期間等を伝えると、担当者が画面で保険の内容を見せてくれます。
基本の保険と手厚い保険の二種類を案内してくれました。
(実際の画像になります)
上記画像の保険の内容を日本語に意訳したものになります!
基本 20,760ウォン | 手厚い 37,950ウォン | |
傷害死亡/傷害後遺障害 ※満15歳未満 死亡未加入 | 1億ウォン | 3億ウォン |
海外傷害海外医療費 | 3千万ウォン | 5千万ウォン |
海外傷害国内医療費 ・健康保険の適用範囲(自己負担20%) ・健康保険適用外(自己負担30%) | 5千万ウォン 5千万ウォン | 5千万ウォン 5千万ウォン |
海外疾病海外医療費 | 3千万ウォン | 5千万ウォン |
海外疾病国内医療費 ・健康保険の適用範囲(自己負担20%) ・健康保険適用外(自己負担30%) | 5千万ウォン 5千万ウォン | 5千万ウォン 5千万ウォン |
3大健康保険外医療費 | 加入 | 加入 |
旅行中の賠償責任 (自己負担1万ウォン) | 未加入 | 1千万ウォン |
旅行中の重大事故救助・送還費用 | 未加入 | 3百万ウォン |
航空機拉致 | 140万ウォン | 140万ウォン |
飛行機及び手荷物の遅延・欠航 | 未加入 | 30万ウォン |
旅行中の中断事故発生の追加費用 | 未加入 | 30万ウォン |
旅行中のパスポート紛失時の再発行費用 | 加入 | 加入 |
基本の保険と手厚い保険の違いは、上表の黄色いマーカーの部分になります。
金額の違いかその項目に加入しているかしていないかです。
2.1.4.基本保険と手厚い保険どっちにする?
筆者は、息子と今回実家に1か月滞在する予定だったので基本の保険に加入させました。
元々の保険の加入目的としては、日本で風邪やちょっとしたケガのときに、医療費を気にしなくて病院にかかれるようにするためでしたので、基本の保険で十分でした。
実家での滞在で、最悪何かの原因で飛行機が飛ばなくても問題なかったのです!
一時帰国で実家に帰るなら、基本の保険で十分だと思います!
とはいっても、万が一に備えたい方には手厚い保険に加入することをおすすめします。
保険料も、海外旅行保険の中ではかなりお手ごろだと思います♪
3.まとめ
二重国籍保持者が海外旅行保険への加入する方法いかがでしたでしょうか?筆者自身、まだ幼い息子を連れて一時帰国する際に、市役所(区役所)に出向いて住民票を登録しなおすのがいいのか、海外旅行保険に入るのがいいのか悩みました。住民票を再度登録してしまうと、健康保険料・年金の支払い、子どもの○○歳児検診(検診のたびに帰国)等々クリアしないといけないことが多く、住民票を登録するにも様々な条件があると知り断念しました。しかし、幼い息子は、すぐに風邪をひき熱を出すのでしょっちゅう病院に行きます。そのため、全額自己負担になる医療費の心配になり、二重国籍保持者でも加入できる海外旅行保険を探し、加入しました。幸いにも、今回の一時帰国では、一度も日本の病院にお世話になることはありませんでしたが、いつでも医療費の心配をせず病院にかかれるという安心感は大きかったです。同じような悩みを抱えている方の力になれれば幸いです♪